日々是煩悩
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それでは今回は顔のデカールを―・・・の前に、
このキット最大のエモノ、クングニルの作業を全くやってなかったのをすっかり忘れてました。
いや参った参った(^^;。てな訳で、まずはクングニルの表面処理を行います。
まず先端部の入り組んだ部分に薄いバリがあると思うので、これをナイフの背などで綺麗に
削り落とします。
続いてパーティングラインと湯口の処理を行うのですが、先端部の湯口がかなり大きい事と、
このパーツだけクリアレジン成型のため、削りだしと表面の研磨に結構手間が掛かりました。
まずナイフで湯口部分を大まかな形状に削りだします。
その後はひたすら表面研磨。左は180番→320番ペーパーによる粗削り、中央は600番→
800番→1000番ペーパーによる表面仕上げ、右は更にコンパウンドで粗目→細目→極細の
順で磨き上げたものです。ここまでやってやっと表面が綺麗になりました。
今回は極力スプレーの類を使用しないで仕上げる事を目標にやってみたのですが、自分で
言うのも何ですがペーパーがけの後に素直に艶出しトップコートを吹いた方がたぶん楽(^^;。
表面処理が終われば特に組立て工程も無いので、クングニルの作業は完了です。
ではお待ちかね。デカールによる表情付けを行います。フィギュアに命を込める工程と言っても
過言じゃないと思うので気合入れていきましょうw。まず用意するもの。
・アートナイフ
良く切れる新品同様の刃を使用しましょう。この手の作業でこういう処をケチると大抵の場合
ロクな事がないので(^^;
・精密ピンセット
細かいデカールばかりなので、台紙から切り出したデカールを掴むのに使用。間違っても
デカール表面を先端で引っ掻かないように注意しましょう。
・綿棒
デカール貼り付けやパーツ上でのデカール移動に使用します。
・木工ボンド
水で溶いたものをデカール糊の補強に使用。コンビニなんかでも入手できるのでこれを
使ってますが、GSIクレオスのマークセッターでも良いでしょう。
・水差し皿
醤油皿のような底の浅いもので充分です。ここでは塗料皿を使用。
余談ですが、レミリア嬢のデカールセットはプラモ添付の水性デカールと同様、各パーツ毎に
台紙上で小分けされ切り出しが容易な物になっていました(画像右)。左側は以前組み立てた
ゆのっちの予備デカールなのですが、こちらは各パーツ毎に自分で切り出すタイプです。
レビューをしたフランのデカールも確か自分で切り出すタイプだったと思ったのですが、後から
買い足した方は各パーツで小分けされたものに変更されていたので、組み易くなるように日々
刷新されているんだなぁと印象を受けました。
ではまず塗料皿に水を張り、少量の木工ボンドを加えよく混ぜます。続いてナイフでデカールをカット
・・・で、のっけから失敗orz。カットしたデカールをピンセットで摘む際にうっかり先端で弾いてしまい、
見事にプリントの一部がハゲました(中央)。こうなると完全にアウトです(´・ω・`)。
デカールは非常にデリケートでちょっとした事でも表面が傷つきやすいので、プリント面には触れない
ように、できれば指先の爪も綺麗にしてから作業した方が無難かと思います。
前述の水溶きボントを綿棒に浸し、カットしたデカールをその綿棒の上に置きます。暫くすると
デカールに水分が染み込むので、少し間を置いてからデカールを貼り付け位置の直ぐ近くに
置きます。
デカールの縁を綿棒で少し押し、台紙から綺麗にスライドする事を確認してから貼り付け位置へ移動
させます。デカールの位置が決まったら乾いた綿棒で余分な水分を除去。乾燥させて固定させます。
このときドライヤーなどで温風を送ると乾燥時間を短縮できます。が、あまりに近くで吹くと固定前の
デカールが吹き飛ぶ恐れもあるので注意しましょうw。
きちんと固着したら次のデカールの貼り付けに取り掛かります。以下、全てのパーツを貼り終えるまで
同作業の繰り返しになります。
貼り付け順は特に無いと思いますが、目については瞳→睫の順に貼った方が視線を合わせやすく、
また人体的な矛盾も生じないと思います(^^;。
全てのデカールを貼り終えればレミリアおぜう様の完☆成でっす。たぶんこの瞬間が一番嬉しい
ひと時だと思います。まぁまだのっぺらフェイスが手付かずなんですけどね(^^;
- - -
てな訳で、数回に渡ってアップしてきたリキッドストーンさんのレミリア・スカーレットの制作記も
今回でラスト。途中色々ありましたがどうにか完成いたしましたー。レビューも後日やるかもw。
■2009/6/24 23:55追記
のっぺら顔パーツも仕上がったので完成画像を2点追加。ただし、のっぺら顔パーツに貼った
デカールのうち、睫毛のデカールはキット付属の物ではなく、フランちゃんで余っていた予備を
貼ったものですw。真似をしたい場合は別途フランドール・スカーレットをお買い求めくd(ry
このキット最大のエモノ、クングニルの作業を全くやってなかったのをすっかり忘れてました。
いや参った参った(^^;。てな訳で、まずはクングニルの表面処理を行います。
まず先端部の入り組んだ部分に薄いバリがあると思うので、これをナイフの背などで綺麗に
削り落とします。
続いてパーティングラインと湯口の処理を行うのですが、先端部の湯口がかなり大きい事と、
このパーツだけクリアレジン成型のため、削りだしと表面の研磨に結構手間が掛かりました。
まずナイフで湯口部分を大まかな形状に削りだします。
その後はひたすら表面研磨。左は180番→320番ペーパーによる粗削り、中央は600番→
800番→1000番ペーパーによる表面仕上げ、右は更にコンパウンドで粗目→細目→極細の
順で磨き上げたものです。ここまでやってやっと表面が綺麗になりました。
今回は極力スプレーの類を使用しないで仕上げる事を目標にやってみたのですが、自分で
言うのも何ですがペーパーがけの後に素直に艶出しトップコートを吹いた方がたぶん楽(^^;。
表面処理が終われば特に組立て工程も無いので、クングニルの作業は完了です。
ではお待ちかね。デカールによる表情付けを行います。フィギュアに命を込める工程と言っても
過言じゃないと思うので気合入れていきましょうw。まず用意するもの。
・アートナイフ
良く切れる新品同様の刃を使用しましょう。この手の作業でこういう処をケチると大抵の場合
ロクな事がないので(^^;
・精密ピンセット
細かいデカールばかりなので、台紙から切り出したデカールを掴むのに使用。間違っても
デカール表面を先端で引っ掻かないように注意しましょう。
・綿棒
デカール貼り付けやパーツ上でのデカール移動に使用します。
・木工ボンド
水で溶いたものをデカール糊の補強に使用。コンビニなんかでも入手できるのでこれを
使ってますが、GSIクレオスのマークセッターでも良いでしょう。
・水差し皿
醤油皿のような底の浅いもので充分です。ここでは塗料皿を使用。
余談ですが、レミリア嬢のデカールセットはプラモ添付の水性デカールと同様、各パーツ毎に
台紙上で小分けされ切り出しが容易な物になっていました(画像右)。左側は以前組み立てた
ゆのっちの予備デカールなのですが、こちらは各パーツ毎に自分で切り出すタイプです。
レビューをしたフランのデカールも確か自分で切り出すタイプだったと思ったのですが、後から
買い足した方は各パーツで小分けされたものに変更されていたので、組み易くなるように日々
刷新されているんだなぁと印象を受けました。
ではまず塗料皿に水を張り、少量の木工ボンドを加えよく混ぜます。続いてナイフでデカールをカット
・・・で、のっけから失敗orz。カットしたデカールをピンセットで摘む際にうっかり先端で弾いてしまい、
見事にプリントの一部がハゲました(中央)。こうなると完全にアウトです(´・ω・`)。
デカールは非常にデリケートでちょっとした事でも表面が傷つきやすいので、プリント面には触れない
ように、できれば指先の爪も綺麗にしてから作業した方が無難かと思います。
前述の水溶きボントを綿棒に浸し、カットしたデカールをその綿棒の上に置きます。暫くすると
デカールに水分が染み込むので、少し間を置いてからデカールを貼り付け位置の直ぐ近くに
置きます。
デカールの縁を綿棒で少し押し、台紙から綺麗にスライドする事を確認してから貼り付け位置へ移動
させます。デカールの位置が決まったら乾いた綿棒で余分な水分を除去。乾燥させて固定させます。
このときドライヤーなどで温風を送ると乾燥時間を短縮できます。が、あまりに近くで吹くと固定前の
デカールが吹き飛ぶ恐れもあるので注意しましょうw。
きちんと固着したら次のデカールの貼り付けに取り掛かります。以下、全てのパーツを貼り終えるまで
同作業の繰り返しになります。
貼り付け順は特に無いと思いますが、目については瞳→睫の順に貼った方が視線を合わせやすく、
また人体的な矛盾も生じないと思います(^^;。
全てのデカールを貼り終えればレミリアおぜう様の完☆成でっす。たぶんこの瞬間が一番嬉しい
ひと時だと思います。まぁまだのっぺらフェイスが手付かずなんですけどね(^^;
- - -
てな訳で、数回に渡ってアップしてきたリキッドストーンさんのレミリア・スカーレットの制作記も
今回でラスト。途中色々ありましたがどうにか完成いたしましたー。レビューも後日やるかもw。
■2009/6/24 23:55追記
のっぺら顔パーツも仕上がったので完成画像を2点追加。ただし、のっぺら顔パーツに貼った
デカールのうち、睫毛のデカールはキット付属の物ではなく、フランちゃんで余っていた予備を
貼ったものですw。真似をしたい場合は別途フランドール・スカーレットをお買い求めくd(ry
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今回は前回の続きの左腕の組立てと、両脚の組み立てを行いまーす。
ではまず左腕の組み立て。つっても肩から肘にかけての部分は前回と一緒なので
その部分は割愛しますw。
まず手首に巻かれた3ピース構造のアームバンドのフリル部分のモールドが湯口で
埋まっているので削り出します。かなり小さくかつ薄いので、削り過ぎに注意。
処理が終わったらアームバンドを組み立て腕側に接着しますが、左腕から手のひらに
かけてのラインにずれが無いように注意して接着します。
左腕側はこのアームバンドがあるためか手首が可動しない(腕と同軸上の回転は
する)構造になってしまってるのがちょっと残念ですねぇ(^^;。
では続いて両脚の組み立てに入ります。
脚の組み立て工程はほとんど腕の組み立てのおさらいなので、ここまでの工程を
こなせていれば右手首のような細かい部分も無いので難しい事は無いでしょう。
一応の注意点としては、靴パーツの穴あけは余裕をもって少し深めに掘っておくと
良いかも。あと太ももの上から被せるドロワーズ部は、ピタっと合う位置が決まって
いるので、接着剤を塗る前に何処で合うのかを先に確認しておくと良いかと。
組み終わったらそれぞれのパーツを本体に取り付けます。さぁいよいよおぜう様が
大地に立てるようになりました!(笑)。色々可動させてみてその可動ぶりを官能
しつつ、保持力に問題がありそうな箇所を洗い出してここで修正しちゃいましょう。
それでは今回はここまでー。次回のデカール貼りでラストかな(^^;。
ではまず左腕の組み立て。つっても肩から肘にかけての部分は前回と一緒なので
その部分は割愛しますw。
まず手首に巻かれた3ピース構造のアームバンドのフリル部分のモールドが湯口で
埋まっているので削り出します。かなり小さくかつ薄いので、削り過ぎに注意。
処理が終わったらアームバンドを組み立て腕側に接着しますが、左腕から手のひらに
かけてのラインにずれが無いように注意して接着します。
左腕側はこのアームバンドがあるためか手首が可動しない(腕と同軸上の回転は
する)構造になってしまってるのがちょっと残念ですねぇ(^^;。
では続いて両脚の組み立てに入ります。
脚の組み立て工程はほとんど腕の組み立てのおさらいなので、ここまでの工程を
こなせていれば右手首のような細かい部分も無いので難しい事は無いでしょう。
一応の注意点としては、靴パーツの穴あけは余裕をもって少し深めに掘っておくと
良いかも。あと太ももの上から被せるドロワーズ部は、ピタっと合う位置が決まって
いるので、接着剤を塗る前に何処で合うのかを先に確認しておくと良いかと。
組み終わったらそれぞれのパーツを本体に取り付けます。さぁいよいよおぜう様が
大地に立てるようになりました!(笑)。色々可動させてみてその可動ぶりを官能
しつつ、保持力に問題がありそうな箇所を洗い出してここで修正しちゃいましょう。
それでは今回はここまでー。次回のデカール貼りでラストかな(^^;。
それでは今回は羽根と腕を組みます。いよいよ可動フィギュアらしくなってきます。
・・・が、羽根の表面処理と右腕関節などの処理に手間食ったため、今回は右腕を
組みあがったところで時間切れになってしまいました(^^;
ではまず羽根の方から
黒の外羽根パーツは先端付近がやや複雑に埋まっているので、ナイフやヤスリなどを
駆使し、先端部の破損・削りすぎの無いように形を出していきます。
で、表面処理をしてて羽根を外側から見たときにちょっと地味な感じがしたので、黒羽根の
外側の方だけコンパウンドで磨いて艶を出してみましたw(左図 左:処理後 右:処理前)。
もう一方の羽根にも同じ処理をしていた処、隠れ気泡が出現したため(中央図)、今までと
同じ手順で気泡埋めをしました。
白い内羽根パーツもやはり先端付近は埋まっているので、こちらも先ほどと同様に形を
削りだしていきます。
それぞれのパーツの処理が終わったら外羽根パーツに関節軸用の穴をあけ、内羽根を
接着。関節パーツで胴体背面に羽根を取り付けます。これにて羽根の組み立て完了ー。
ちなみに前回組んだスカート部分ですが、案の定可動させるうちに上から被せるフリルの
パーツが外れてしまったので、接着面積を稼ぐために楔形に切り出したレジンの端材を
フリルとスカートの間に挟んで接着してみました。
今度はかなりかっちりと固定されたようなので、強度的にも問題無いと思います(^^;。
では続いて腕パーツの組み立て。前述の通り今回は右腕まで(汗)。
まず腕パーツを組む際の注意点として、上腕側のパーツ形状が左右でかなり似通っている
点がありますが、良く見ると組立て後に隠れる部分にL・Rの刻印がされているのが判ります。
ホントこういう処は親切ですw。組立てる際は必ずそれぞれのL・Rを揃えて組みましょう。
また前作のフランでかなりキモを冷やす思いをさせられた上腕肌パーツへの軸穴あけですが、
今回のレミリア嬢では最初から軸用の穴が成型されており、接着側の不要部分のカットだけで
綺麗に穴が貫通するという超親切設計(笑)。ぱっと見では前作と似通ってるように感じますが、
作り比べると細かい部分がほんと進化してるなぁとしみじみ感心します(^^;。
腕パーツのパーティングライン処理中にレジン内へのホコリ混入を発見。無視しちゃっても良い
レベルかなーと思いつつ、ドリルで穴あけてレジンごと除去。今までの気泡埋め処理と同様に
レジン粉を詰めた上から瞬着盛って処理完了w。
右手首は新構造になっており、ここだけは2ミリの穴あけと他とは異なっているので作業時は
注意しましょう。またパーツ自体もかなり小さいのと、特に腕側は二つの穴を軸が貫通するので
穴あけの際にもドリルが二つの穴を綺麗に貫通するように作業します(右図)。
腕部分がそれぞれ組みあがったら、掌パーツを手首に取り付けて右腕完成ー。恐らく普通に
組むと付属のクングニルを支えるには保持力が足らないと思うので、軸を太らせる等の調整を
各関節にカンで行ってください(^^;。
それでは今回はここまでー。
・・・が、羽根の表面処理と右腕関節などの処理に手間食ったため、今回は右腕を
組みあがったところで時間切れになってしまいました(^^;
ではまず羽根の方から
黒の外羽根パーツは先端付近がやや複雑に埋まっているので、ナイフやヤスリなどを
駆使し、先端部の破損・削りすぎの無いように形を出していきます。
で、表面処理をしてて羽根を外側から見たときにちょっと地味な感じがしたので、黒羽根の
外側の方だけコンパウンドで磨いて艶を出してみましたw(左図 左:処理後 右:処理前)。
もう一方の羽根にも同じ処理をしていた処、隠れ気泡が出現したため(中央図)、今までと
同じ手順で気泡埋めをしました。
白い内羽根パーツもやはり先端付近は埋まっているので、こちらも先ほどと同様に形を
削りだしていきます。
それぞれのパーツの処理が終わったら外羽根パーツに関節軸用の穴をあけ、内羽根を
接着。関節パーツで胴体背面に羽根を取り付けます。これにて羽根の組み立て完了ー。
ちなみに前回組んだスカート部分ですが、案の定可動させるうちに上から被せるフリルの
パーツが外れてしまったので、接着面積を稼ぐために楔形に切り出したレジンの端材を
フリルとスカートの間に挟んで接着してみました。
今度はかなりかっちりと固定されたようなので、強度的にも問題無いと思います(^^;。
では続いて腕パーツの組み立て。前述の通り今回は右腕まで(汗)。
まず腕パーツを組む際の注意点として、上腕側のパーツ形状が左右でかなり似通っている
点がありますが、良く見ると組立て後に隠れる部分にL・Rの刻印がされているのが判ります。
ホントこういう処は親切ですw。組立てる際は必ずそれぞれのL・Rを揃えて組みましょう。
また前作のフランでかなりキモを冷やす思いをさせられた上腕肌パーツへの軸穴あけですが、
今回のレミリア嬢では最初から軸用の穴が成型されており、接着側の不要部分のカットだけで
綺麗に穴が貫通するという超親切設計(笑)。ぱっと見では前作と似通ってるように感じますが、
作り比べると細かい部分がほんと進化してるなぁとしみじみ感心します(^^;。
腕パーツのパーティングライン処理中にレジン内へのホコリ混入を発見。無視しちゃっても良い
レベルかなーと思いつつ、ドリルで穴あけてレジンごと除去。今までの気泡埋め処理と同様に
レジン粉を詰めた上から瞬着盛って処理完了w。
右手首は新構造になっており、ここだけは2ミリの穴あけと他とは異なっているので作業時は
注意しましょう。またパーツ自体もかなり小さいのと、特に腕側は二つの穴を軸が貫通するので
穴あけの際にもドリルが二つの穴を綺麗に貫通するように作業します(右図)。
腕部分がそれぞれ組みあがったら、掌パーツを手首に取り付けて右腕完成ー。恐らく普通に
組むと付属のクングニルを支えるには保持力が足らないと思うので、軸を太らせる等の調整を
各関節にカンで行ってください(^^;。
それでは今回はここまでー。
ここ暫くひたすらレミリア嬢の作成記事だけだったのでたまには記事捕捉頂いた分の
お礼など(^^;
・foo-bar-bazさん
リキッドストーンさんのレミリア制作記を記事アップの度にご紹介頂きありがとう
ございます。体調の方はおかげさまで早めの通院&処置が功を奏したか、今は
ほぼ全快ですw。
ただ、診断+点滴+五日分の処方箋で6000円(薬がめちゃ高価らしい)ってのが
ちょっと痛い出費になりました・・・(´・ω・`)。
・機能の黒板みたびさん
枝垂れ黄金ちゃんの記事紹介ありがとうございます。随分前にリンク頂いてたのは
気付いてたのですが、なかなかお礼を入れるタイミングがとれませんでした・・・orz。
・りとる☆にんふぇっとさん
記事中でのご紹介いただきありがとうございます。キツテフさんのガラ子はうちでも
レビューしてるので思い入れのある作品ですが、ガラ子以降の製品化がなかなか
難しそうということもあり、なら自分で作ってしまえとガレキ作成に突貫しましたw。
- - -
先週末にガレキ作成環境をちょっと更新しました。
まずデスクスタンド刷新。いままで使っていた1980円なアームライトがとにかく保持力が
へたれですぐ垂れ下がってくるので、パナのものに入替えました。各アームにしっかりと
したロックが備わっているのと、ランプ支点下に電源スイッチがあり(アーム下の〇のある
グレー部分)座った位置から操作し易いこと、またその支点を中心点にランプがスイングし、
更にランプ本体も軸可動するという自由度の高さが気に入りました。これでICインバータ
駆動なら最強だったんですけどねぇ・・・w。
また以前のスタンドで使用していたパナの昼白色蛍光ランプの発色がシアンに寄り過ぎで
正確な色が判り辛い(=塗装作業ではこの上なく致命的)ので、スタンド入替えで27W管に
なったついでに撮影台でも使用している三菱オスラムの高演色蛍光管(FPL27ANX)に
交換しました。
またこれからは湿度が高くなることからコンプレッサー使用時の水滴対策も必要かと思い、
除湿機も導入しました。コロナ製のコンプレッサータイプの除湿機です。ゼオライト方式の
方が動作音が静かではあるのですが、同程度の能力の除湿機同士で比べると消費電力が
倍違うってのはちょっと話にならないかなーと(汗)。
お礼など(^^;
・foo-bar-bazさん
リキッドストーンさんのレミリア制作記を記事アップの度にご紹介頂きありがとう
ございます。体調の方はおかげさまで早めの通院&処置が功を奏したか、今は
ほぼ全快ですw。
ただ、診断+点滴+五日分の処方箋で6000円(薬がめちゃ高価らしい)ってのが
ちょっと痛い出費になりました・・・(´・ω・`)。
・機能の黒板みたびさん
枝垂れ黄金ちゃんの記事紹介ありがとうございます。随分前にリンク頂いてたのは
気付いてたのですが、なかなかお礼を入れるタイミングがとれませんでした・・・orz。
・りとる☆にんふぇっとさん
記事中でのご紹介いただきありがとうございます。キツテフさんのガラ子はうちでも
レビューしてるので思い入れのある作品ですが、ガラ子以降の製品化がなかなか
難しそうということもあり、なら自分で作ってしまえとガレキ作成に突貫しましたw。
- - -
先週末にガレキ作成環境をちょっと更新しました。
まずデスクスタンド刷新。いままで使っていた1980円なアームライトがとにかく保持力が
へたれですぐ垂れ下がってくるので、パナのものに入替えました。各アームにしっかりと
したロックが備わっているのと、ランプ支点下に電源スイッチがあり(アーム下の〇のある
グレー部分)座った位置から操作し易いこと、またその支点を中心点にランプがスイングし、
更にランプ本体も軸可動するという自由度の高さが気に入りました。これでICインバータ
駆動なら最強だったんですけどねぇ・・・w。
また以前のスタンドで使用していたパナの昼白色蛍光ランプの発色がシアンに寄り過ぎで
正確な色が判り辛い(=塗装作業ではこの上なく致命的)ので、スタンド入替えで27W管に
なったついでに撮影台でも使用している三菱オスラムの高演色蛍光管(FPL27ANX)に
交換しました。
またこれからは湿度が高くなることからコンプレッサー使用時の水滴対策も必要かと思い、
除湿機も導入しました。コロナ製のコンプレッサータイプの除湿機です。ゼオライト方式の
方が動作音が静かではあるのですが、同程度の能力の除湿機同士で比べると消費電力が
倍違うってのはちょっと話にならないかなーと(汗)。
それでは今回は胴体部分の組み立てを行いまーす。
各パーツの湯口部分やパーティングラインを処理するのは今までの作業工程でも
やってきている事なので、特に難しく思わなかった部分の説明は端折ってますw。
まず上半身パーツに羽根の軸用の穴を開けます。説明書では奥行き4ミリの穴あけと
なっているので結構深く掘るような印象を受けますが、胴体の外ツラ位置から4ミリの
(中央図の緑部分)穴あけなので、実際掘るのは2~3ミリといった処でしょうか。
位置的にかなりタイトな部分で2.9mmのドリルで掘るとうっすらと透けて見えるので
(右図の中央付近)、貫通させないように掘る角度に注意して作業しましょう(^^;。
続いて首パーツへの穴あけ。こちらは穴を貫通させるのですが距離が結構あるので
とりあえず0.5mmのドリルで貫通。反対側で中心点がズレましたorz(上段中央図)。
2.0mmまで穴を広げた後に中心点がズレてる側から丸棒ヤスリで修正(同右図)、
最終的に2.9mmのドリルで貫通させます。
穴あけが完了した首パーツを関節パーツを介して取り付けます。ここの注意点ですが、
胴体パーツへ接着する関節パーツが首の可動方向に対してズレが無いこと(左図および
中央図)、顔から胴体にかけてのラインがきちんと垂直になっている事(右図)を確認して
作業を進めます。
特に顔~胴体のラインの組み立てを失敗すると、正面から見ると途中から首カックンな
状態になってしまうので地味ですが重要なポイントかと思います(^^;。
続いて上半身と腰パーツとを連結する部分の組み立て。・・・ですがここは小改造してますw。
ここの工程は説明書では軸の長さを1ミリでカットした関節パーツを接着 となっていますが、
せっかく可動軸を組む箇所なのに可動ポイントを減らしたくなかったので、接着用に元から
用意された穴を1ミリほど掘り下げ、その分軸を延長した関節パーツを接着せず挿込むように
してみました。まぁそれ程可動範囲は変わらないでしょうけどね(^^;
下半身との連結部分の組み立てが終わったら、両腋の可動パーツを取り付け(※腋部分の
組立ては、軸の取付けと薄皮を抜く程度の穴あけだけなので割愛)、先に組んだ襟パーツを
接着して完了。なお首パーツを付ける前に両腋パーツを取り付けておいた方が作業が楽かと
思います(後から腋パーツを取り付けると、首の可動軸に腋パーツが接触するため)。
ちなみに首パーツもちょっと手を加えてまして、説明書では首パーツと可動軸は接着する事に
なってますが、ここも軸可動を制約したくなかったので接着せず挿し込みだけにして、首自体を
左右に振れるようにしてます(中央図・右図)。
先の腰パーツとの連結部分も含め、これらは説明書通りの組み立てではないので真似される
場合は自己責任でお願いします(^^;。まぁどちらも接着すれば元通りですがw。
なお本来接着する箇所を挿し込みだけにすると軸がすっぽ抜けやすくなる事が多々あるので、
挿し込む軸の先端付近に瞬間接着剤を塗って(図の青部分)軸を太らせ、少しでも抜けにくく
なるように手を加えてます。なお太くなり過ぎた場合はペーパーがけで調整します。
続いて下半身パーツの組み立て。まず2分割されたスカートパーツの軸穴に軸を差し込んで
(左図)、前後のスカートがきちんと可動できるようにパーツを調整します(中央図・右図)。
ここで穴に軸が入りづらいとかパーツ同士が競り合って可動しづらいような状態で無理に組むと
最悪の場合パーツを破損させる恐れもあるので入念に行いましょう。
スカート同士の可動の確認ができたら腰パーツを仮で取り付け、再度可動確認を行います。
腰パーツを含めた可動に問題が無いようなら腰パーツに軸を接着し、スカート部と腰パーツを
組み立てます。
なお説明書にも記載してありますが、このとき接着するのは腰パーツと軸部分だけ(スカートは
接着しない)なので、腰パーツの軸穴の奥にゼリー状瞬間などを少量塗って軸を取り付けると
接着剤をはみ出させずに固定できるかと思います。
腰パーツへ軸を接着したらスカートからはみ出した余分な軸をカット。先に組んだ腰帯リボンを
腰パーツの上へ乗せます(乗せるだけで接着はしません)。そしてスカートフリルのパーツを上に
被せ、このフリルパーツだけをスカート部分に接着し固定ます。
ちなみにこのフリルパーツですが、特にスカートとのダボや位置決めピンがある訳でも無いので
スカートと接している面(右図の緑ライン部分)に瞬着を流し込んで接着しました。・・・強度面で
ちょっと不安もありますが良い手が思いつかなかったので(^^;。
下半身部分が一通り組み終わったら、先に組んだ顔・上半身とを接続してみます。きちんと
組めていればまだ手足こそ無いものの、この時点でも色々ポーズとりが可能だと思います。
こうやって途中経過が手にとって判ればモチベーション維持にも役立つかとw。
それでは今回はここまでー。
各パーツの湯口部分やパーティングラインを処理するのは今までの作業工程でも
やってきている事なので、特に難しく思わなかった部分の説明は端折ってますw。
まず上半身パーツに羽根の軸用の穴を開けます。説明書では奥行き4ミリの穴あけと
なっているので結構深く掘るような印象を受けますが、胴体の外ツラ位置から4ミリの
(中央図の緑部分)穴あけなので、実際掘るのは2~3ミリといった処でしょうか。
位置的にかなりタイトな部分で2.9mmのドリルで掘るとうっすらと透けて見えるので
(右図の中央付近)、貫通させないように掘る角度に注意して作業しましょう(^^;。
続いて首パーツへの穴あけ。こちらは穴を貫通させるのですが距離が結構あるので
とりあえず0.5mmのドリルで貫通。反対側で中心点がズレましたorz(上段中央図)。
2.0mmまで穴を広げた後に中心点がズレてる側から丸棒ヤスリで修正(同右図)、
最終的に2.9mmのドリルで貫通させます。
穴あけが完了した首パーツを関節パーツを介して取り付けます。ここの注意点ですが、
胴体パーツへ接着する関節パーツが首の可動方向に対してズレが無いこと(左図および
中央図)、顔から胴体にかけてのラインがきちんと垂直になっている事(右図)を確認して
作業を進めます。
特に顔~胴体のラインの組み立てを失敗すると、正面から見ると途中から首カックンな
状態になってしまうので地味ですが重要なポイントかと思います(^^;。
続いて上半身と腰パーツとを連結する部分の組み立て。・・・ですがここは小改造してますw。
ここの工程は説明書では軸の長さを1ミリでカットした関節パーツを接着 となっていますが、
せっかく可動軸を組む箇所なのに可動ポイントを減らしたくなかったので、接着用に元から
用意された穴を1ミリほど掘り下げ、その分軸を延長した関節パーツを接着せず挿込むように
してみました。まぁそれ程可動範囲は変わらないでしょうけどね(^^;
下半身との連結部分の組み立てが終わったら、両腋の可動パーツを取り付け(※腋部分の
組立ては、軸の取付けと薄皮を抜く程度の穴あけだけなので割愛)、先に組んだ襟パーツを
接着して完了。なお首パーツを付ける前に両腋パーツを取り付けておいた方が作業が楽かと
思います(後から腋パーツを取り付けると、首の可動軸に腋パーツが接触するため)。
ちなみに首パーツもちょっと手を加えてまして、説明書では首パーツと可動軸は接着する事に
なってますが、ここも軸可動を制約したくなかったので接着せず挿し込みだけにして、首自体を
左右に振れるようにしてます(中央図・右図)。
先の腰パーツとの連結部分も含め、これらは説明書通りの組み立てではないので真似される
場合は自己責任でお願いします(^^;。まぁどちらも接着すれば元通りですがw。
なお本来接着する箇所を挿し込みだけにすると軸がすっぽ抜けやすくなる事が多々あるので、
挿し込む軸の先端付近に瞬間接着剤を塗って(図の青部分)軸を太らせ、少しでも抜けにくく
なるように手を加えてます。なお太くなり過ぎた場合はペーパーがけで調整します。
続いて下半身パーツの組み立て。まず2分割されたスカートパーツの軸穴に軸を差し込んで
(左図)、前後のスカートがきちんと可動できるようにパーツを調整します(中央図・右図)。
ここで穴に軸が入りづらいとかパーツ同士が競り合って可動しづらいような状態で無理に組むと
最悪の場合パーツを破損させる恐れもあるので入念に行いましょう。
スカート同士の可動の確認ができたら腰パーツを仮で取り付け、再度可動確認を行います。
腰パーツを含めた可動に問題が無いようなら腰パーツに軸を接着し、スカート部と腰パーツを
組み立てます。
なお説明書にも記載してありますが、このとき接着するのは腰パーツと軸部分だけ(スカートは
接着しない)なので、腰パーツの軸穴の奥にゼリー状瞬間などを少量塗って軸を取り付けると
接着剤をはみ出させずに固定できるかと思います。
腰パーツへ軸を接着したらスカートからはみ出した余分な軸をカット。先に組んだ腰帯リボンを
腰パーツの上へ乗せます(乗せるだけで接着はしません)。そしてスカートフリルのパーツを上に
被せ、このフリルパーツだけをスカート部分に接着し固定ます。
ちなみにこのフリルパーツですが、特にスカートとのダボや位置決めピンがある訳でも無いので
スカートと接している面(右図の緑ライン部分)に瞬着を流し込んで接着しました。・・・強度面で
ちょっと不安もありますが良い手が思いつかなかったので(^^;。
下半身部分が一通り組み終わったら、先に組んだ顔・上半身とを接続してみます。きちんと
組めていればまだ手足こそ無いものの、この時点でも色々ポーズとりが可能だと思います。
こうやって途中経過が手にとって判ればモチベーション維持にも役立つかとw。
それでは今回はここまでー。
前回の更新から少し間が空いてしまいました(汗)。ちょっと(どころじゃなく)体調崩して
ここしばらく作業が全く手に付きませんでしたorz。健康って大切よねぇ。いやマジで
- - -
ってなわけで今回からは関節用などの穴あけ工程に入ります。
まず今回から使用するツール類。・・・と言っても穴あけ工具類以外は今までと
同じですw。左手前の赤のケースはGSIクレオスのピンバイス5本セットで1ミリ
から3ミリまで0.5mm刻みのセットです。今回は3ミリ以外の4本を使います。
その隣は2.9ミリの電動ドリル用ビット。手首の可動軸(2ミリ)を除くと基本的に2.9mmの
穴をあける必要があるのですが、この2.9ミリという径のドリル刃はピンバイス用などでは
ちょっと入手が難しいと思います。電工ドリル用はDIYショップの電動工具売り場を探せば
鉄工用などの物が見つかると思うので、今回はこれを使用します。
ただ見てのとおり、このままでは穴を掘るのには使用できません。
そこで用意するのが先端がチャック式で電動ドリルビットが取り付け可能なドライバー。画像は
ベッセルのもので「電動ドライバーのビットが取り付け可能」と明確に謳われているものですが、
電動ドリルビットも挿し込みチャックは同仕様なので問題なく取り付け可能です。
この手のドライバーもDIYショップを探せば大抵は売ってると思います。ちなみにドリルビットと
このドライバー合せて1500円くらいでした。
では早速作業を始めます。後の髪パーツに2箇所の穴あけと、2箇所のプラサボパーツの
取付けを行います。プラサボ取り付け箇所についてはモールドがきちんと造られてるので
ここでは割愛w。ただプラサボそのものをカットして使用する箇所が多いのでそこだけ補足。
プラサボの穴に何かを通してカットするのが一番良いやり方ですが、少しでも端折りたいなら
ナイフの刃をカットしたい位置に合せ、カッティングマットの上で刃で転がしているとそのうち
切れます。ただナイフに力を入れすぎていると、切れた瞬間パーツがすっ飛んできますので
力加減はほどほどに。
ではまずドリルの準備。各ドリルに巻いているのはマーキング用のテープで、今回の穴あけは
深さ3ミリなので全て刃の先端から3ミリの位置で貼り付けてあります。
パーツへの穴あけ。のっけから2.9ミリで開けると失敗した際に修正が効かないのと、パーツに
よっては破損の恐れもあるので、1ミリのドリルから順に、それぞれマーキング位置まで丁寧に
掘ります。穴あけの際はパーツ面に対して垂直に、必ず穴あけ箇所の中心を掘るようにします。
もし1ミリの刃でも中心点を掘るのに不安を感じるなら、更に小さなドリル(左画像は0.5ミリ)や
けがき針などで位置決めをしてやると良いかも。もし穴の中心点が若干ずれてしまった場合は、
掘る途中で丸棒ヤスリなどでずれた分を修正すればだいたいは補正可能だと思います。
2.9ミリまで穴を掘り終えたら、とりあえず一度は関節パーツの軸部分を挿してみましょう。
一応指定通りのサイズのドリルで穴を開けているので問題無いはずですが、個体差などで
径が異なっている可能性もありますので。(関節パーツ側に誤差がある場合もありますが)
軸を差し込んで回したとき、ギギギ・・・と音を立てて回し辛く、抵抗も強いなら穴が小さ過ぎ、
全く抵抗感が無く、関節パーツがすぐ抜けてしまうなら大き過ぎ という事になると思います。
今回は特に問題が無いようなので、両方の穴に軸パーツを取り付けます。
ああそうそう。
これから作業するパーツ類にもやっぱり目立つパーティングラインがそれなりありますので、
今までどおり目立つ箇所はきちんと表面処理を行いましょうw。特に髪の毛パーツはかなり
入り組んでるので、髪の毛全体のラインを見ながら不自然にならないように仕上げましょう。
髪の毛パーツの加工が終わったら同様の手順で顔パーツ側にも穴を開けます。こちらは先の
軸パーツの受け側になるので穴をあけるだけでOK。ただし深く掘りすぎると顔面に穴が貫通
という大惨事になるので掘る深さには注意(こちらは深さ2ミリ)。
一通り顔パーツへの穴あけ加工が終わったら、ひとつひとつきちんとハマるかチェック。前髪を
被せてZUN帽もしっかりハマれば顔パーツの組み立てはひとまず終了です。
では今回はここまでー。
ここしばらく作業が全く手に付きませんでしたorz。健康って大切よねぇ。いやマジで
- - -
ってなわけで今回からは関節用などの穴あけ工程に入ります。
まず今回から使用するツール類。・・・と言っても穴あけ工具類以外は今までと
同じですw。左手前の赤のケースはGSIクレオスのピンバイス5本セットで1ミリ
から3ミリまで0.5mm刻みのセットです。今回は3ミリ以外の4本を使います。
その隣は2.9ミリの電動ドリル用ビット。手首の可動軸(2ミリ)を除くと基本的に2.9mmの
穴をあける必要があるのですが、この2.9ミリという径のドリル刃はピンバイス用などでは
ちょっと入手が難しいと思います。電工ドリル用はDIYショップの電動工具売り場を探せば
鉄工用などの物が見つかると思うので、今回はこれを使用します。
ただ見てのとおり、このままでは穴を掘るのには使用できません。
そこで用意するのが先端がチャック式で電動ドリルビットが取り付け可能なドライバー。画像は
ベッセルのもので「電動ドライバーのビットが取り付け可能」と明確に謳われているものですが、
電動ドリルビットも挿し込みチャックは同仕様なので問題なく取り付け可能です。
この手のドライバーもDIYショップを探せば大抵は売ってると思います。ちなみにドリルビットと
このドライバー合せて1500円くらいでした。
では早速作業を始めます。後の髪パーツに2箇所の穴あけと、2箇所のプラサボパーツの
取付けを行います。プラサボ取り付け箇所についてはモールドがきちんと造られてるので
ここでは割愛w。ただプラサボそのものをカットして使用する箇所が多いのでそこだけ補足。
プラサボの穴に何かを通してカットするのが一番良いやり方ですが、少しでも端折りたいなら
ナイフの刃をカットしたい位置に合せ、カッティングマットの上で刃で転がしているとそのうち
切れます。ただナイフに力を入れすぎていると、切れた瞬間パーツがすっ飛んできますので
力加減はほどほどに。
ではまずドリルの準備。各ドリルに巻いているのはマーキング用のテープで、今回の穴あけは
深さ3ミリなので全て刃の先端から3ミリの位置で貼り付けてあります。
パーツへの穴あけ。のっけから2.9ミリで開けると失敗した際に修正が効かないのと、パーツに
よっては破損の恐れもあるので、1ミリのドリルから順に、それぞれマーキング位置まで丁寧に
掘ります。穴あけの際はパーツ面に対して垂直に、必ず穴あけ箇所の中心を掘るようにします。
もし1ミリの刃でも中心点を掘るのに不安を感じるなら、更に小さなドリル(左画像は0.5ミリ)や
けがき針などで位置決めをしてやると良いかも。もし穴の中心点が若干ずれてしまった場合は、
掘る途中で丸棒ヤスリなどでずれた分を修正すればだいたいは補正可能だと思います。
2.9ミリまで穴を掘り終えたら、とりあえず一度は関節パーツの軸部分を挿してみましょう。
一応指定通りのサイズのドリルで穴を開けているので問題無いはずですが、個体差などで
径が異なっている可能性もありますので。(関節パーツ側に誤差がある場合もありますが)
軸を差し込んで回したとき、ギギギ・・・と音を立てて回し辛く、抵抗も強いなら穴が小さ過ぎ、
全く抵抗感が無く、関節パーツがすぐ抜けてしまうなら大き過ぎ という事になると思います。
今回は特に問題が無いようなので、両方の穴に軸パーツを取り付けます。
ああそうそう。
これから作業するパーツ類にもやっぱり目立つパーティングラインがそれなりありますので、
今までどおり目立つ箇所はきちんと表面処理を行いましょうw。特に髪の毛パーツはかなり
入り組んでるので、髪の毛全体のラインを見ながら不自然にならないように仕上げましょう。
髪の毛パーツの加工が終わったら同様の手順で顔パーツ側にも穴を開けます。こちらは先の
軸パーツの受け側になるので穴をあけるだけでOK。ただし深く掘りすぎると顔面に穴が貫通
という大惨事になるので掘る深さには注意(こちらは深さ2ミリ)。
一通り顔パーツへの穴あけ加工が終わったら、ひとつひとつきちんとハマるかチェック。前髪を
被せてZUN帽もしっかりハマれば顔パーツの組み立てはひとまず終了です。
では今回はここまでー。
では前回のつづき。成型不良箇所の修復作業を行います。
今回の作業箇所は厚さが薄く、かつ軸可動する部分なので強度を保てるようしっかり
修復する必要がありますが、周囲が入り組んでる訳でもないので作業内容としては
割と簡単な部類になると思いますw。
まず軸の部分に作業がし易くなるように添え木を差し込みます。今回は大きさ的に
竹串がちょうど良い太さでした。巻いてあるのはマスキングテープで、この後の接着
作業で一緒に接着されないようにするための処置です。
続いて問題の成型不良箇所をナイフでカットし除去。同色レジンの端材を利用し、
カットした部分の大きさ・角度を合せて補修用パーツを作ります。このとき軸側に
来る面(右画像・赤ライン)を軸パーツが通る事を考慮し少しだけ窪ませます。
そして補修パーツを接着。これで一応は固定できたのですが、左図の矢印部分が
若干捻りに弱い感じがしたので更に補強を加えることに。気泡穴の穴埋め処理と
同様にレジン粉を作り、補強したい箇所に多めに盛りつけ瞬着で固めます。
今度は強度的にも問題なさそうなので、補修パーツの余計な部分を大まかにカット。
ヤスリやペーパーなどで形を整えて補修完了です。ね?簡単でしょ?(C)ボブ
では引き続いて本題のスカートパーツの組み立てに入ります。
スカートパーツの組み立て自体は赤のストライプパーツを取り付けるだけなのですが、
その手前の表面処理を施す箇所がとにかく多いので、要点だけ説明します。
まず湯口付近の処理。スカート縁のひらひらモールドが埋まってしまっているので、
各棒ヤスリを駆使しておおまかに形を起します(左図の丸部分)。その後は予想される
服のラインを裏側のモールドを見ながら想定し、ペーパーを駆使して整えます。
(右の絵は320番のペーパーで粗削りが終わった処です)
スカートのひらひら部分のような細かい部分には気泡が出来やすく、またこの部分の
パーティングライン消しの処理で隠れ気泡が顔を出すこともあるので、目立つものは
ひとつひとつきちんと穴埋め処理を行います。
また9割方がスカート裏面に集中してるパーティングラインですが、よくよく見ると
表側にある箇所もあります(左図の丸内)。なお今回の作業では直接作業の無い
スカートフリルの被せパーツ(右図の手で摘んでるパーツ)の裏面のパーティング
ラインも結構目立つので、ここで一緒に表面処理を行ってしまいます。
スカートパーツの組み立て作業は、正直これらパーティングライン消しなどの表面
処理が一番しんどいです・・・orz。
表面処理が一通り終わったら赤ストライプパーツの取り付けを行います。ちなみに
各パーツの側面にパーツ番号が刻印されてる面があり(右図の丸内)、この面が上に
なるようにスカートパーツへ取り付けるとピタっとハマるようになってます。こういう処は
親切ですねー。
全てのストライプパーツを接着したらスカートパーツの組み立て完了でーす。
てな訳で今回はここまで。次回からは可動軸を含む箇所の組み立てに入りまーす。
今回の作業箇所は厚さが薄く、かつ軸可動する部分なので強度を保てるようしっかり
修復する必要がありますが、周囲が入り組んでる訳でもないので作業内容としては
割と簡単な部類になると思いますw。
まず軸の部分に作業がし易くなるように添え木を差し込みます。今回は大きさ的に
竹串がちょうど良い太さでした。巻いてあるのはマスキングテープで、この後の接着
作業で一緒に接着されないようにするための処置です。
続いて問題の成型不良箇所をナイフでカットし除去。同色レジンの端材を利用し、
カットした部分の大きさ・角度を合せて補修用パーツを作ります。このとき軸側に
来る面(右画像・赤ライン)を軸パーツが通る事を考慮し少しだけ窪ませます。
そして補修パーツを接着。これで一応は固定できたのですが、左図の矢印部分が
若干捻りに弱い感じがしたので更に補強を加えることに。気泡穴の穴埋め処理と
同様にレジン粉を作り、補強したい箇所に多めに盛りつけ瞬着で固めます。
今度は強度的にも問題なさそうなので、補修パーツの余計な部分を大まかにカット。
ヤスリやペーパーなどで形を整えて補修完了です。ね?簡単でしょ?(C)ボブ
では引き続いて本題のスカートパーツの組み立てに入ります。
スカートパーツの組み立て自体は赤のストライプパーツを取り付けるだけなのですが、
その手前の表面処理を施す箇所がとにかく多いので、要点だけ説明します。
まず湯口付近の処理。スカート縁のひらひらモールドが埋まってしまっているので、
各棒ヤスリを駆使しておおまかに形を起します(左図の丸部分)。その後は予想される
服のラインを裏側のモールドを見ながら想定し、ペーパーを駆使して整えます。
(右の絵は320番のペーパーで粗削りが終わった処です)
スカートのひらひら部分のような細かい部分には気泡が出来やすく、またこの部分の
パーティングライン消しの処理で隠れ気泡が顔を出すこともあるので、目立つものは
ひとつひとつきちんと穴埋め処理を行います。
また9割方がスカート裏面に集中してるパーティングラインですが、よくよく見ると
表側にある箇所もあります(左図の丸内)。なお今回の作業では直接作業の無い
スカートフリルの被せパーツ(右図の手で摘んでるパーツ)の裏面のパーティング
ラインも結構目立つので、ここで一緒に表面処理を行ってしまいます。
スカートパーツの組み立て作業は、正直これらパーティングライン消しなどの表面
処理が一番しんどいです・・・orz。
表面処理が一通り終わったら赤ストライプパーツの取り付けを行います。ちなみに
各パーツの側面にパーツ番号が刻印されてる面があり(右図の丸内)、この面が上に
なるようにスカートパーツへ取り付けるとピタっとハマるようになってます。こういう処は
親切ですねー。
全てのストライプパーツを接着したらスカートパーツの組み立て完了でーす。
てな訳で今回はここまで。次回からは可動軸を含む箇所の組み立てに入りまーす。
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